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「成果が出始めたとき」が一番危ない。成長する人と元に戻る人の違い

トレーニングを始めて、身体の動きが変わってきた。

今までできなかった動作ができるようになり、競技のパフォーマンスも向上してきた。

自分自身でも成長を実感できるようになった。

そんなときに、こんなことを考える人がいます。

「ある程度やり方も分かったし、ここからは一人で頑張ってみよう」

しかし、私はこのタイミングこそ、非常にもったいないと感じています。

なぜなら、成果が出始めたことと、その成果を自分一人で生み出し続けられるようになったことは、まったく違うからです。

せっかく次のフェーズに進めるところまで来たのに、途中で元の自分に戻ってしまう。

私がこれまで指導してきた中でも、こうしたケースを見てきました。

では、なぜ一度は成長し始めた人が、元の自分に戻ってしまうのでしょうか。


1. 人は一人では、自分の限界を突破できない

先日、ある経営者の方が「人は一人では限界を突破できない」という趣旨の話をされていました。

私は、この考えに強く共感しています。

スポーツでも勉強でも、自分の知識や経験だけでは気づけない課題があります。

例えば、スポーツ選手がフォームを改善しようとしても、本人が正しいと思っている動き自体に問題があるかもしれません。

そして、私がもう一つ重要だと考えているのが「環境を変えずに、今までとは違う結果を求めていないか?」ということです。

例えば、これまで自宅でトレーニングを継続できなかった人が、

「まずは家でできることから始めてみます」

と言ったとします。

新しいトレーニング方法を調べた。知識も身につけた。今度こそ頑張ろうと決意した。

しかし、生活環境も行動の基準も以前と変わっていません。

変わったのは、やろうとしていることだけです。

これでは、今までと同じフェーズにとどまり続けてしまいます。

私の経験則ですが、「一旦、一人で頑張ってみます」と言って、その後大きく成長した人をほとんど見たことがありません。

一方、成長し続ける人ほど、新しい環境や他者の視点を積極的に取り入れています。

今までと同じ環境で、同じ判断を繰り返しながら、違う結果だけを求めていないでしょうか。


2. 強制力のある環境こそ、最大の成長装置

人間は、どうしても楽な方を選びたくなるものです。

「今日は疲れているから休もう」

「仕事が忙しいから明日にしよう」

「今日は気分が乗らないからやめておこう」

こうした判断を繰り返しているうちに、何ヶ月、何年と過ぎていきます。

では、なぜパーソナルジムに通うと行動が変わるのでしょうか。

それは、自分の気分だけでは行動を決められない環境ができるからです。

予約しているからジムに行く。

トレーナーが待っているからトレーニングをする。

自分一人では避けていた負荷にも挑戦する。

この「他人の目がある」という環境には、大きな価値があります。

私が考える強制力とは、怒鳴ったり、罰を与えたりすることではありません。

やるべきことを、やらざるを得ない仕組みをつくることです。

これは勉強でも同じです。

家ではなかなか机に向かえない学生でも、塾に来れば勉強する。

自分の意志力だけに頼るのではなく、行動できる環境をつくる。

その積み重ねが、今までの自分にはできなかったことを可能にしていくのです。


3. 「やり方は分かったので、一人で頑張ります」が一番危ない

今の時代、知識を得ることは難しくありません。

InstagramやYouTubeにはトレーニングのノウハウが溢れ、ChatGPTなどのAIに聞けば、ある程度の方法まで教えてもらえます。

しかし、知識があることと、それを実際に体現できることは別です。

例えば、パーソナルジムに通い始め、身体の使い方が改善され、競技のパフォーマンスも向上してきた選手がいたとします。

トレーニングの知識も身につき、以前の自分とは違う、次のフェーズに進み始めています。

しかし、ここで、

「もうやり方は分かったので、一旦自分で頑張ってみます」

と言って辞めてしまう。

私は、これが非常にもったいないと感じています。

トレーナーがいれば継続できる。でも、一人になるとサボってしまう。

トレーナーがいれば適切な負荷を選べる。でも、一人になると楽な方を選んでしまう。

そして、忙しさや身体の不調をきっかけに、以前の生活へ戻っていく。

これは、慣れ親しんだ行動や環境、いわゆる「コンフォートゾーン」に引き戻される状態とも言えます。

さらに厄介なのが、中途半端な知識や成功体験によって、自分を過大評価してしまうことです。

「もう自分でもできる」

「本気を出せば、いつでもできる」

「やればできる」

しかし、その「やればできる」は、いつになったら実行するのでしょうか。

過去に成果を出したことは、今もできることの証明にはなりません。

「やればできる」という言葉が、いつの間にか「やらない自分」を正当化する言い訳になっていないでしょうか。

次のフェーズに足を踏み入れたことと、次のフェーズに完全に移行したことは違うのです。


4. 短期集中で成果を出しても、元に戻る理由

この構造が分かりやすいのが、短期集中型のダイエットです。

例えば、某「結果にコミットする」ダイエットジムのようなサービスを考えてみてください。

短期間で厳しい食事管理とトレーニングを行い、目標体重を達成する。

もちろん、短期間で成果を出すことには価値があります。

しかし、2ヶ月間だけ食事を我慢し、トレーナーの管理のもとで運動を頑張ったとして、その翌日から自分一人で同じように生活できるでしょうか。

もし元の食生活や運動習慣に戻れば、身体も元に戻ってしまう可能性があります。

私は、こうしたリバウンドの背景には、身体だけが先に変わり、本人の行動基準が変わり切っていないことがあると考えています。

成果は出たけれど、次のフェーズに抜け切っていなかったということです。

だからこそ、Garage Gym HIKYOでは、短期間だけ無理をして成果を出すことよりも、成果を生み出す行動を習慣にすることを重視しています。

回数券の有効期限を6ヶ月に設定しているのも、そのためです。

仕事や家庭、学校生活と両立しながら、継続できる環境をつくる。

また、短期集中型の高額なパーソナルジムよりも費用を抑え、長く通いやすい価格設定を目指しています。

私が提供したいのは、一時的な成果を手に入れるだけのサービスではありません。

成果を生み出す行動そのものを身につけてもらうことです。


5. 限界突破の経験は、人生の基準値を変える

例えば、これまで週1回のトレーニングすら大変だった人が、週3回のトレーニングを当たり前にできるようになる。

ベンチプレス100kgなんて無理だと思っていた人が、実際に持ち上げられるようになる。

難しい数学の問題を見ただけで諦めていた学生が、自分の力で解けるようになる。

こうした経験によって、自分の中の基準値が変わっていきます。

「自分には無理だ」が「自分にもできる」に変わる。

そして、その成功を繰り返すことで、以前は頑張らなければできなかったことが、当たり前にできるようになる。

私が考える本当の限界突破とは、この「当たり前の基準」が引き上がることです。

一度だけ成果を出して終わるのではなく、その成果を生み出す行動が自分の生活に根づくこと。

そこまで到達して初めて、自分自身のフェーズが変わったと言えるのではないでしょうか。


6. パーソナルジムを卒業する本当の基準

では、パーソナルジムはいつ卒業するべきなのでしょうか。

ベンチプレスが100kg上がったとき?

競技のパフォーマンスが向上したとき?

目標としていた成績を達成したとき?

私は、成果を達成したことだけで卒業を判断するべきではないと考えています。

大切なのは、その成果を生み出す行動を自分一人でも続けられるかどうかです。

トレーナーがいなくても運動を継続できる。

自分の身体の状態を理解し、必要なトレーニングを選択できる。

思うように成果が出ないときも、自分で課題を見つけ、行動を修正できる。

そこまでできるようになったのであれば、私は卒業してもいいと思います。

私が目指しているのは、いつまでも指導者に依存してもらうことではありません。

最終的には、指導者がいなくても自分自身で成長し続けられる人を育てることです。

せっかく次のフェーズに進みかけているのに、そこに抜け切る前に環境を手放してしまう。

それが、私は一番もったいないと思っています。


まとめ|変わったのは身体だけ?それとも、自分自身?

一度成果を出すことと、成果を出し続けられる自分になることは違います。

知識を得るだけなら、今はいくらでも方法があります。

しかし、それを行動に移し、継続して、自分の当たり前にすることは簡単ではありません。

だからこそ、成長できる環境には価値があるのです。

一人で頑張ることが偉いわけではありません。

誰かに頼ることが弱いわけでもありません。

大切なのは、自分を成長させる環境を活用し、今までの自分の限界を突破すること。

そして、その新しい基準を自分のものにすることです。

「やればできる自分」ではなく、「実際にやっている自分」になる。

成果が出たから卒業するのではなく、成果を出し続けられる自分になったから卒業する。

これが、私の考える本当の成長です。


Garage Gym HIKYOについて

Garage Gym HIKYOでは、秋田市でスポーツ選手のパフォーマンス向上、一般の方の身体づくり、学生の学習支援を行っています。

単に知識や方法を教えるだけでなく、自分自身で成長し続けられる力を育てることを大切にしています。

一人で頑張っているけれど成果が出ない方、今までの自分の限界を超えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

初回45分の無料体験を実施しています。

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