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部活の成長率は「目標設定」で変わる

練習をこなすだけで終わらないために

Garage Gym HIKYOでは、入会時に最初に必ず聞くことがあります。

それは、

「最終的なゴールを教えてください」
「いつまでに、どのような状態になりたいですか?」

という質問です。

スポーツで結果を出したい。
勉強も頑張りたい。
身体を強くしたい。
もっと動けるようになりたい。
試合で活躍したい。

そう思って通い始めてくれる子は多いです。

ただ、いざ「最終的にどうなりたい?」と聞くと、すぐに答えが出てこない子も少なくありません。

「うーん……」
「あー……」
「どうしよう……」

そうなって、親子で相談しながら考えることもあります。

でも、ここがものすごく大事です。

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、
自分がどうなりたいのかを考えないまま、普段の練習をしている状態はかなりもったいないです。

なぜなら、本来は目標があるから練習をするからです。

練習が目的なのではありません。
練習はあくまで手段です。

本当の目的は、
「自分がどうなりたいのか」
「どんな選手になりたいのか」
「どんな結果を出したいのか」
というゴールの方にあります。

ここが逆転してしまうと、練習はただの作業になります。

部活に行く。
メニューをこなす。
言われたことをやる。
疲れたら頑張った気になる。
でも、何のためにやっているのかは分からない。

これでは、せっかくの努力が成長につながりにくくなってしまいます。

1. 練習は「目的」ではなく「手段」

1-1. 目標がないと、練習はただの作業になる

部活動では、毎日練習があります。

走る。
筋トレをする。
基礎練習をする。
チーム練習をする。
試合形式の練習をする。

もちろん、どれも大切です。

ただし、問題はその練習を
「何のためにやっているのか」
を本人が分かっているかどうかです。

たとえば、同じダッシュ練習でも、

「足を速くしたい」
「試合終盤でも動けるようになりたい」
「相手より一歩早く反応したい」
「スタートの一歩目を変えたい」

という目的がある子と、ただ言われたから走っている子では、練習の質がまったく変わります。

同じメニューをやっていても、意識するポイントも、集中力も、改善のスピードも変わります。

だから、練習量だけを増やしても足りません。
まずは、目標が必要です。

1-2. 目標があるから、必要な練習を選べる

目標が明確になると、やるべきことも見えてきます。

野球で球速を上げたいのか。
バスケで当たり負けしない身体を作りたいのか。
陸上でスタートを速くしたいのか。
勉強とスポーツを両立したいのか。
ケガをしにくい身体を作りたいのか。

目標によって、必要な練習は変わります。

逆に言えば、目標がないまま練習をしていると、今やっていることが本当に必要なのかも分からなくなります。

ただ頑張る。
ただ疲れる。
ただ続ける。

それも悪いわけではありません。
でも、成長率を上げるためには、そこから一段上に行く必要があります。

2. 目標は「達成できそうか」だけで決めなくていい

2-1. 本当に大事なのは、ワクワクするかどうか

目標を決めるとき、多くの人はこう考えます。

「これは現実的に達成できるかな?」
「高すぎる目標じゃないかな?」
「無理って言われないかな?」

もちろん、現実を見ることも大切です。

でも、最初から現実だけを見て目標を小さくしすぎると、自分の成長率まで小さくなってしまうことがあります。

本当に大事なのは、
その目標を見たときに、自分がワクワクするかどうかです。

「本当はこうなりたい」
「本当はここまで行ってみたい」
「周りに無理と言われても、やってみたい」

そう思える目標には、人を動かす力があります。

目標は、ただ達成できそうなものを置けばいいわけではありません。

自分の本音に火をつけるもの。
普段の練習の意味を変えてくれるもの。
苦しいときにもう一歩踏ん張る理由になるもの。

そういう目標を持つことが、成長率を大きく変えます。

2-2. 高い目標は、日々の基準を引き上げる

僕自身、大学受験のときに京都大学を目指して勉強していました。

周りからは、
「やめておいた方がいい」
「もう少し現実的な大学にした方がいい」
「東北大学くらいを目標にした方がいいんじゃないか」

と言われることもありました。

でも、僕は京都大学に行きたいと思っていました。
だから、京都大学に受かるために必要な勉強をしました。

そうすると、日々の基準が変わります。

東北大学レベルなら、当時のセンター試験で720点くらい取って、記述でもある程度点数が取れれば合格が見えてくる。
でも、京都大学を目指すなら、それでは足りない。

結果的に、僕はセンター試験で783点を取り、記述模試でも全国の成績優秀者に名前が載るところまで伸びました。

最終的に本番では、あと4点ちょっと足りずに落ちました。

でも、ここで大事なのは、合格できたかどうかだけではありません。

京都大学を目指したからこそ、そこまで自分の基準が上がった。
そこまで成長できた。
そこまで努力の質が変わった。

これが大事だと思っています。

3. 目標設定で一番気をつけたい落とし穴

最近は、クラブチームや部活動でも「目標を決めよう」「ゴールを書こう」という取り組みをしているところが増えてきたように感じます。

これはとても良いことです。

ただし、ここには一つ大きな落とし穴があります。

それは、
親や先生、指導者の目を気にして、自分の本音ではない目標を書いてしまうこと
です。

たとえば、

「こう書いたら先生が喜びそう」
「親はこういう目標を書いてほしいんだろうな」
「真面目っぽく書いた方が評価されそう」
「大きなことを書いたら怒られそうだから、無難にしておこう」

こういう基準で目標を書いてしまう子がいます。

でも、それでは意味がありません。

目標設定は、大人に褒められるための作文ではありません。
親や先生を安心させるための提出物でもありません。

本来の目標設定は、
自分の心に火をつけるためのもの
です。

自分が本当にどうなりたいのか。
本当はどんな選手になりたいのか。
本当はどんな結果を出したいのか。
本当はどこまで行ってみたいのか。

そこに向き合うことが大切です。

もちろん、子どもが最初から完璧に言葉にできる必要はありません。

むしろ、最初はうまく言葉にできなくて当然です。
「分からない」
「思いつかない」
「なんとなくこうなりたい気がする」
それくらいから始まってもいいと思います。

大事なのは、そこから大人が答えを押しつけないことです。

「それは無理じゃない?」
「もっと現実的にしなさい」
「そんなことより、まずはこれでしょ」
「先生に見せるんだから、ちゃんと書きなさい」

こうやって大人が先回りしすぎると、子どもは自分の本音ではなく、大人が喜びそうな答えを書くようになります。

そうなると、目標設定の意味がなくなってしまいます。

Garage Gym HIKYOでは、目標を聞くときに、きれいな答えを求めているわけではありません。

むしろ、多少荒くてもいい。
言葉がまとまっていなくてもいい。
周りから見たら大きすぎる目標でもいい。

本人が本当にワクワクしているか。
その目標を考えたときに、少し目の色が変わるか。
「本当はこうなりたい」という気持ちがあるか。

そこを大切にしています。

なぜなら、本音ではない目標では、人は本気になれないからです。

大人に言われた目標。
周りに合わせた目標。
評価されるための目標。
無難にまとめた目標。

そういう目標では、苦しいときに踏ん張れません。

でも、自分で決めた目標なら違います。

自分が本当に行きたい場所だから、努力する意味が生まれる。
自分が本当に変わりたいから、練習の質が変わる。
自分が本当に叶えたいから、できないことにも向き合える。

だから、目標設定で一番大事なのは、立派なことを書くことではありません。

自分の本音に近づくことです。

その目標が今すぐ達成できそうかどうかよりも、
その目標に向かうことで、自分の成長率が上がるかどうか。

ここを大事にしてほしいと思っています。

4. Garage Gym HIKYOで大切にしていること

Garage Gym HIKYOでは、ただトレーニングメニューを出すだけではありません。

まずは、本人が本当はどうなりたいのかを一緒に考えます。

どんな選手になりたいのか。
どんな身体を作りたいのか。
どんなプレーをしたいのか。
勉強ではどんな状態を目指したいのか。
将来、どんな自分でいたいのか。

そこに向き合ったうえで、必要なトレーニングや練習、勉強のやり方を提案していきます。

目標が変われば、必要なアプローチも変わります。

筋力が必要な子もいれば、身体の使い方が必要な子もいます。
視線や反応を変える必要がある子もいます。
勉強の進め方や集中の仕方を整える必要がある子もいます。

だからこそ、最初の目標設定を大切にしています。

5. 学生のうちに身につけてほしい力

学生のうちに、
「自分は本当はどうなりたいのか」
を考える経験は、とても大きな財産になります。

そして、その目標に向かって、何が必要かを考え、行動し、修正していく経験は、大人になってからも必ず役に立ちます。

スポーツだけではありません。
勉強だけでもありません。

仕事でも、人生でも、同じです。

自分で目標を決める。
そこから逆算する。
必要な努力を選ぶ。
うまくいかなければ修正する。
また前に進む。

この力は、一生使えます。

だからGarage Gym HIKYOでは、ただ身体を鍛えるだけではなく、目標設定から一緒に向き合います。

練習をこなすだけで終わらせない。
部活をただの作業にしない。
本当に叶えたい目標に向かって、成長率を上げていく。

その経験を、学生のうちから積んでほしいと思っています。

まとめ

目標は、現実的に達成できそうなものだけを選べばいいわけではありません。

もちろん、計画は現実的に考える必要があります。
でも、最初に置くゴールは、自分が本当にワクワクするものであってほしい。

「本当はこうなりたい」
「ここまで行ってみたい」
「こんな自分になりたい」

その気持ちがあるから、日々の練習に意味が生まれます。

そして、その目標に向かう過程で、人は大きく成長します。

Garage Gym HIKYOでは、スポーツも勉強も、目標設定から一緒に考えます。

今の練習をただこなすだけでなく、
本当に目指したい姿に向かって努力したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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