スポーツが伸びない理由|視力が良くても“見えていない”子の特徴とは?
「うちの子、目はいいはずなのに集中できない…」そんな悩みを抱えていませんか?実は視力が良くても“見る力”が育っていない子どもは多くいます。スポーツが伸び悩む子の中には、この“視覚機能”にズレがあるケースが少なくありません。本記事では、「視力」と「視覚」の違いに触れながら、スポーツパフォーマンスに影響する“目の使い方”について解説します。
目次
1. スポーツが苦手な子の共通点とは?
1-1 「視力がいい=よく見えている」とは限らない
視力検査で1.0以上あるから安心——実はそれだけでは十分ではありません。視力とは「止まっている小さなものをどれだけハッキリ識別できるか」であり、スポーツに必要な「動いているものを見る」「距離感をつかむ」力とは別物です。
1-2 両眼視機能の未発達がパフォーマンスを下げる
両目でバランスよく物を見る力(両眼視機能)が育っていないと、空間認識や立体視が苦手になり、ボールが取れない・距離感が合わない・集中できないなど、スポーツ全般に悪影響が出ます。
2. 見えているのに見えていない?視覚の正体
2-1 視力と視覚はまったく違うもの
視力は、あくまで目の”カメラ機能”。一方で視覚とは、
- 目で見たものを
- 脳で情報処理し
- 体で反応する という一連の流れを指します。この流れのどこかがスムーズでなければ「見る力」は発揮されません。
2-2 視覚は“入力→処理→出力”のプロセス
- 入力:両目で物を見る(眼球運動、ピント調整、両眼のチームワーク)
- 処理:脳でイメージ・判断・記憶などの処理をする
- 出力:動く・話す・書くなど体の反応に変える
この3ステップが揃って初めて「ちゃんと見えている」状態になります。
3. スポーツと視覚機能の深い関係
3-1 ボールが取れないのは反応ではなく“認知”の問題?
飛んでくるボールを取るには「どこから来るか」「どれくらいのスピードか」「自分との距離はどのくらいか」を瞬時に判断し、反応しなければなりません。これは視力ではなく“視覚認知”の力です。
3-2 見て・理解して・動くために必要な3つの目の力
- 眼球運動(跳躍性・追従性):見る対象にすばやく視線を合わせる力
- ピント調整力:遠くから近く、近くから遠くへ焦点を合わせる力
- 両眼のチームワーク:目を寄せて一つの対象にピントを合わせる力
これらが育っていないと、見逃し・ぶれ・集中力の欠如につながります。
4. 「見る力」が弱い子のサインとチェックポイント
4-1 子どもが出しているSOSサイン
- 文字を読むと疲れる、嫌がる
- ボール遊びが苦手
- 本や黒板を何度も見直す
- テレビを近くで見たがる
- 鏡文字、読み間違いが多い
これらは、視覚機能がアンバランスな子どもが無意識に出しているサインかもしれません。
4-2 自宅でできる簡単なチェック方法
- ペンや指で目の前を左右に動かして、目だけで追えるか
- 跳び箱や縄跳びなどでタイミングがズレていないか
- 近くのもの→遠くのものをスムーズに見ているか
気になる場合は早めのサポートが必要です。
5. ビジョントレーニングで変わるスポーツの未来
5-1 両眼視・眼球運動・ピント調整が変える世界
スポーツの「伸びない壁」は、筋力ややる気ではなく“見る力の基礎”に原因があるかもしれません。
ビジョントレーニングでは、
- 跳躍・追従運動
- ブロックストリング(立体視・チームワーク強化)
- ペンシルサッケード(動体視力) などの方法で、見る力を改善していきます。
5-2 LINE限定動画で“見えない壁”を突破しよう
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