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スポーツとメンタル|やる気が出ない・自信がない子の体の中で起きていること
「やる気がない」「自信がない」「すぐあきらめてしまう」——そう感じる子どもの背景には、実は“身体”の問題が隠れていることがあります。スポーツパフォーマンスを支えるメンタルは、脳と体と感覚のつながりによってつくられていきます。本記事では、やる気や自信と身体感覚の関係、そして“頑張れる子”になるためのサポート方法を紹介します。
目次
1. メンタルは「心」だけの問題ではない
1-1 やる気・自信と脳の関係
やる気や自信は、脳内の神経伝達物質(ドーパミン・セロトニンなど)の働きによって生まれます。これらは「成功体験」「安心感」「期待感」によって分泌されやすく、体が安心しているほど脳も前向きに働くのです。
1-2 感覚と姿勢がメンタルに影響する理由
- 姿勢が崩れると呼吸が浅くなり、自律神経が乱れます。
- 感覚の過敏・鈍麻があると、常に“落ち着かない”体の状態になります。
- このような状態では、意欲を持つよりも“不安を避ける”方に脳が働きます。
2. メンタルが不安定な子の体の状態とは?
2-1 不安や緊張で“身体が固まる”仕組み
不安や恐怖を感じたとき、筋肉は無意識に緊張し、肩がすくんだり姿勢が前屈みになります。これは「逃げる・防御する」反応で、スポーツパフォーマンスに大きく影響します。
2-2 落ち着きのなさ・感情の起伏と身体の関係
- 触覚や音への過敏性 → 感情的な爆発や不機嫌
- 原始反射が残っている → 常に“緊張感のある体”になりやすい
- 呼吸が浅い → 不安感・怒り・焦りが起こりやすい
3. 「頑張れる子」になるための体づくり
3-1 姿勢と呼吸を整えることが感情を整える
- 背筋を伸ばすだけでセロトニンの分泌が高まる
- ゆっくりとした深呼吸で副交感神経が働き、安心感が生まれる
3-2 原始反射がメンタルブロックをつくることも
モロー反射や緊張性迷路反射(TLR)が残っていると、
- 過剰な驚き反応
- 姿勢保持の難しさ
- 感情調整の難しさ などにつながり、“頑張れない”状態に陥りやすくなります。
4. 自信を育てる体験の積み重ね
4-1 「できた!」の実感が自己肯定感を生む
- 小さなチャレンジを積み重ねることで「自分でもできた」が増える
- 自信は“できたこと”に反応して生まれる感覚
4-2 失敗しても挑戦する体と心を育てる
- 感覚の安定 → ミスに対する動揺が減る
- 原始反射の統合 → 不安が少なくなり、新しいことに挑戦しやすくなる
5. ガレージジムHIKYOでの支援とLINE動画
5-1 HIKYOでのアプローチ事例
秋田市の「ガレージジムHIKYO」では、
- 姿勢・呼吸・感覚調整によるメンタル支援
- 原始反射統合+ビジョントレーニング
- 自信を育てる“できた!”体験の積み重ね
を通じて、心と体の両面からのアプローチを実施しています。
5-2 限定LINE動画で“感覚×脳×メンタル”を学ぶ
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「なぜ練習量を増やしてもスポーツパフォーマンスが上がらないのか?」